野菜の栽培

ガーデニングを楽しむ

2022年、今年は、ジャガイモ、サツマイモ、トマト、キュウリ、ナス、パプリカ、メロン、スイカの栽培にチャレンジしました。素人栽培なので、失敗もいろいろありました。植物の栽培は、肥料、水やり、気温、日照時間、害虫、病気など、元気に育つための条件が複雑なので、かなり経験を積まないと難しいですね。また、1年に1回なので、ノウハウ蓄積には何年もかかりそうです。

1.ジャガイモの栽培

 2月には種芋がホームセンタで出回り始めるので、メイクイーンの種芋を1kg買ってきました。メイクイーンは煮崩れしにくいとのことなので、我が家では毎年メイクイーンです。2月23日に種芋を植え付けました。1個づつ植えると、もったいないので、半分に切り、切り口の草木灰をつけて、植え付けました。

5月初旬の状況です。順調に育っています。
ジャガイモが成長してくると花が咲きます。特にとる必要もないので、そのままにしておきました。

 ジャガイモは植え付けから100日が収穫の目安で、葉っぱも黄色くなってきます。6月上旬の天気のいい日に収穫を行いました。ことしは、たくさんのジャガイモが取れました。ジャガイモは、カレーライス、クリームシチュー、肉じゃが、ポテトサラダなど、いろいろの料理に使えるので大変重宝しています。

2.トマト、キュウリ、ナスの栽培

 トマト、キュウリ、ナスは、連作を嫌う野菜なので、例年少し場所を変えながら栽培しているのですが、昨年はあまりうまくいきませんでした。今年は、連作障害を回避するため、「液体たい肥 土いきかえる」を使ってみました。

 この液体たい肥は、悪玉菌を減少させ、善玉菌を増やす効果があるそうです。また、例年はホームセンタでポット苗を購入してきて、定植していたのですが、今年は種から育てることにしました。ポット苗は手軽なのですが、数を植えようとすると費用が高くなるので、種から育てれば、コストパフォーマンスが上がります。種からうまく育てられればの話ですが。

左からナス、トマト、キュウリの発芽状態。

 また、水持ちや、土が葉っぱにかからないようにしたほうが病気を防げるとのことで、今年はマルチングを行い、育った苗の定植に向けての準備を行いました。ナスは、毎年あまりうまく成長せず、収穫も少なかったため、露地植えとは別に、プランタでも育ててみることにしました。

 発芽(3月中旬)、苗の成長、定植(5月10日)と順調に育ちました。

 キュウリは発芽から60日後が収穫時期を迎えるとのことのようです。6月から収穫開始です。苗を10本ほど定植したので、キュウリは次から次へのたくさん成りました。収穫せずに放っておくとどんどん大きくなり、とんでもなく太く大きなキュウリになってしまうので要注意です。朝、見渡して、ちょうど良さそうなのを収穫します。自分の所だけでは食べきれないので、知り合いにおすそ分けです。

苗を10本ほど一列に植えました。生い茂った状態です。沢山のキュウリが取れました。日々収穫したのですが、カウントしていないので何本とれたかはわかりません。

 キュウリの漬物、サラダ、ポテトサラダ、キュウリのキューちゃんなどいろいろ作って食べました。8月下旬から枯れはじめ、実がならなくなったので撤去しました。今年は、キュウリはおしまいです。

 ナスは7月くらいから収穫始めました。葉っぱも大きく育ち、元気なナスとなりました。連作障害対策のおかげかと思います。プランタに植えたものは、昼間の暑さで、葉っぱがしなッとなってしまい、夕方水やりを行いました。露地植えのものは、マルチングをやっているためか、あまり水やりを頻繁にやらなくても大丈夫でした。

露地植えしたものです。大きくい育っています。
不織布のプランタに植えたものです。いい感じで葉っぱが広がっています。夏の暑い盛りは、この葉っぱがしなびて今にも枯れてしまいそうな状態になるので、朝か夕方に水やりを行いました。

 おかげさまで、たくさんのナスを収穫でき、一時期は、ナスの味噌汁、ナスの漬物、焼きナス、カレーへのナスのトッピング、豚肉のナス炒めなど、ナス尽くしの夕食メニューになった日もありました。ナスを収穫してから、そのままにしておくと、傷んでくるので早めに消費する必要があるようです。漬物にするのが長持ちさせる方法でしょうか。

3.パプリカの栽培

 パプリカは、ホームセンタで苗を調達してきました。赤と黄色。不織布のプランタに抵触しました。赤のパプリカは大きく育ちましたが、黄色は大きくならず、実も小ぶりです。ただ、赤のパプリカも一部黒ずんでる部分があると中まで黒くなっていて食べるのを躊躇する状態だったので捨てました。半分くらいがそうなっていました。虫が入ったのか、病気か、暑さでそうなったのか不明です。要調査ですね。

左が黄色のパプリカ、右が赤のパプリカ。

 パプリカは、肉厚で細く切ってサラダに混ぜると、結構みずみずしくておいしいですね。

3.スイカの栽培

 スイカは、過去数年栽培しました。小玉スイカがちょうどそのまま冷蔵庫に入ることから、小玉スイカを栽培しています。最初に栽培したころは、2株植えて10個くらい収穫しました。皮も薄く、おいしいスイカが取れました。しかしながら、年を追うごとに徐々に取れなくなり、昨年は1個だけというさみしい状態でした。連作障害のせいかとも思い今年は根腐れ等起こしにくい不織布のプランタで栽培することとしました。また、例年はホームセンタで苗を買ってきて、露地植にしたのですが、今年は、種から育ててみることにしました。

 発芽から定植まで順調に育ち、実も付きました。しかしながら、実が途中で10cmくらいの時に腐ってしまいました。水やりの問題か、肥料の問題か、暑さのせいか?

 という事で、今年はスイカの収穫は無理かとあきらめそのままにしておいたところ別の子づるで実がなっていたので、様子を見ることにしました。現在9月4日なので、もう育たないかなと思いますが。

 来年は、場所をかえて、栽培してみようかと思います。

4.メロンの栽培

 スイカ同様、種から育てて、不織布のプランタに定植したのですが、実がなる前に枯れてしまいました。大失敗ですね。来年は露地植にしようかとも思いますが、場所をどこにしようか思案中です。

5.サツマイモの栽培

 サツマイモは、肥料もほとんど不要で栽培は簡単とのことなので、今年は栽培にチャレンジしてみました。以前(10年位前かな?)、栽培したときは、葉っぱは立派に育ったのですが、芋が貧弱で、繊維質の多い小さな芋だったので、それ以来栽培していませんでした。

 サツマイモの苗は、ホームセンタで入手しました。すぐに、売り切れてしまうようなので、4月下旬にたまたまいったホームセンタで見かけたので即購入しました。即購入しないと、また出るだろうと思っていたら間違いです。紅あずまの苗20本(800円くらいかな)を購入しました。

 畝を作りマルチングをして、穴をあけながら、苗を斜めにさしていきました(4月24日)。後は、周りの草刈りをしながら育つのを待ちます。収穫は、植え付けから120日から140日なので、9月3日に試しに掘ってみたところ、大きな芋が1つの株に数個できていました。全部掘り出したら結構な数になりそうなので、隣近所におすそ分けができそうです。

ゴルフボールと比べてみました。大小様々ですね。

 オーブンレンジで焼き芋にしてみました。ほくほくして、大変おいしかったです。ただし、出来上がるのに65分もかかり、オープンレンジもかなり熱くなりました。焼き芋を作るのは大変です。また、大学芋もレシピをネットで見つけて作ってみました。フライパンで作ることができ時間を20分くらいでできたました。はじめてにしては、おいしい大学芋ができました。短時間で出来、おいしいので、おすすめです。

初めて作った大学芋。味はまあまあでした。

 サツマイモは、私の小さいころ(50年から60年位前)実家でも作っていて、床下の貯蔵庫にもみ殻を入れて、その中に保存し、必要の都度出して使っていたように記憶しています。また、たくさんあったので、蒸して、薄く切って天日で干した「切干」にしておやつなどに食べていたのを思いだします。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました