インターネットの利用

パソコンを楽しむ

【インターネットの概要】

 世界中のコンピュータがIP(インターネットプロトコル)で相互に接続されたネットワーク。
 インターネットプロトコルとは、インターネットを利用してデータを目的のコンピュータに届けるためにあらかじめ定められた手順やルール
 インターネットでは、各コンピュータはIPアドレスが割り当てられており、そのIPアドレスを使って相互にデータのやり取りを行う。
 IPアドレスは、8ビット×4=32ビットで表現され、255×255×255×255の数のアドレスが表現できる。192.168.0.12といった具合に8ビット毎に区切って表現される。
 コンピュータ間では数字のアドレスでよいが、人間から見た場合、相手がよくわからない。このため、インターネットでは、人間にとってわかりやすい「ドメイン名」が使われる。コンピュータが実際に通信する場合は、ドメイン名はIPアドレスに変換されて使われる。
 ドメイン名は、インターネットの住所表示で「example.co.jp」といった「.」で区切った名前で表現される。右から「JP」は国等の情報を示しており、JPは日本を意味している。「com」は特殊で、国は限定されない。右から2番目の「co」は、company(会社)を表しており、企業向けに割り当てられる。三番目の「example」は、会社の名前等が割り当てられる。この場合、「日本のexample社」と解釈されることになる。
このドメイン名は、同じ名前が2つあってはならないことから、世界的な管理組織で管理されており、新たにドメイン名を取得するためには、その組織に登録処理をしなければならない。
 メールアドレスも、このドメイン名を使用し、「tarou@example.co.jp」といった形式で表現され、「@」の左側が宛名、右側がドメイン名となる。この場合、「日本のexample社の太郎さん」ということになる。この場合注意しないといけないのは、「tarou」という名前は「example.co.jp」のドメインの中で一意でないといけないので、メールアドレスを取得しようとすると、そのドメインで使われていない名前を付ける必要がある。

【WWW(World Wide Web)の活用】

 インターネットを活用方法として、多く使われるのは、メールの他、World Wide Webと呼ばれる文書情報を基本とした情報のやり取りの仕組みである。文書情報は、World Wide Web(Webサーバと呼ぶ)に格納されており、パソコン等の端末からWebサーバにから格納された情報を読み出すことができる。
 具体的には、格納場所を示すインターネット上の住所である「URL」を指定して、WebサーバからHTTP(ハイパーテキストトランスファープロトコル)という手順で取得して、ブラウザ(HTTPで情報を取得し、表示するソフトウェア)でその情報を見ることができる。
 この仕組みを利用して、企業や公共機関のホームページでの情報発信、ネットショッピング等あらゆるサービスが構築されており、誰もが利用することができる。その情報量も膨大であり、どこにどんな情報があるかを知るため、Yahoo、Google、Bingなどの検索サービス提供されている。

【ウェブブラウザを使ってみる】


1.Webブラウザの起動
パソコンを起動後、パソコンに入っているブラウザを起動する。(Windowsでは、「Microsoft Edge」が使える)
2.ホームページの表示
 URLバーにWebサイトのアドレスを入力してリターンキーを押しホームページを表示
3.ホームページ内の情報の参照
 ページのスクロール(上下、左右)、拡大・縮小やリンクをクリックしてWebサイト内の情報を自由に参照
4.ブックマークの追加と管理方法
5.検索
6.インターネットのいろいろなサービスを使ってみる
 ・amazon
 ・楽天市場
 ・Youtube

7.セキュリティ
  ・httpとhttps
  ・会員ID、パスワードの保護(偽サイトへの誘導の見極め)
  ・個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)の確認

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました